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私のお古がお似合い

早苗と別れて家につく前に、早苗からのメッセージ。

「ヘルメスくんみつけちゃった」

みつけちゃったじゃないわよ。指が震える。そもそも出会い系なんだからそういうものでしょ。そう言い聞かせる。

「私もちょっと気になっちゃって。いいねしてもいい?」

「私に決められることじゃないから。勝手にしたら」ちょっと強がってみた。でもダメだと言ってもきっといいねするに違いない。早苗の悪い癖だ。

「結衣が持ってるもの全部欲しくなっちゃうの」学生時代にそう告白された時はびっくりした。

「ごめんねー。また続報送るね」

「いらないよ。じゃあね」

早苗はなぜか私に執着している。クラスでも目立たない地味な二人組女子にすぎないのに。その間には愛憎が入り交じり、競走意識がある。

そうして傷ついた男の子達をたくさん観てきた。私がヨシと結婚した時に早苗の顔にはこう書いてあった。

「結衣には私のお古がよく似合うよ」言葉にこそされなかったけど、そう勝ち誇った早苗の顔が忘れられない。

<続きは「小説家になろう」でお読みいただけます>https://novel18.syosetu.com/n2593lt/6

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